数十年ぶりに釣りを再開し、相模川でビギナーズラックのブラックバスを手にしたので、翌日には次の釣り場を探していました。しかし、淡水のルアーフィッシングを楽しむなら、ある程度遠くまで足を延ばさないと無理だろう……。そんな思い込みがありました。
灯台下暗し、ネットで調べてみると自転車で行ける距離の川でブラックバスが釣れるらしい。その川の名は、鶴見川。
鶴見川といえば、かつては水質ワースト3の常連だったような川です。釣りの対象として考えたことすらありませんでした。
その当時のある週末、午後からサイクリングを兼ねて鶴見川へ向かいました。
最初に選んだポイントは、いかにも魚がいそうな雰囲気の水再生センター(下水処理場)からの排水が流れ込む場所です。しかし、近づくにつれて鼻を突くのは、やはり鶴見川特有のケミカルな匂い……。
まずは相模川でも使った「アンクルゴビー」を投げますが、反応は皆無。続いて「ゲーリーヤマモト CRUB 3インチ」に替えてみますが、軽すぎて流れで浮き上がってしまい、釣りになりません。
場所を変えようと川沿いを歩いていると、流れのない小さな池のような場所を見つけました。
そこへ投げ込むと、ちょくちょく小さなアタリがあるものの、なかなか針に掛かりません。そうこうしているうちに、ワームの尻尾が無くなってしまいましたが、もったいないのでそのまま継続。すると、ようやくブルブルと手応えがありました。
釣り上げたのは、手のひらよりも小さなブラックバスです。
「こんな近所でもバスが釣れるんだ、もっと前からやっていればよかった……」

夕暮れ時になると水面が波紋で騒がしくなり、同じようなサイズのバスを数匹追加できました。
以来、ちょっとした空き時間があったら、サイクリングがてら釣り竿を持って鶴見川へ通っています。ただ、近年の夏の暑さは異常なので、釣行回数は減ってしまっています。
鶴見川には5年ほど通っていますが、これまでに釣った最大サイズは30センチ程度。いずれ大物を釣り上げたい。




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