2021年、新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言の最中のことです。外出自粛や在宅勤務が続き、家で過ごす時間が長くなっていました。そんな折、勤務先の会社が健康増進に役立つ備品購入に補助金を出してくれることになり、以前から欲しかった自転車を探し始めることにしました。
本格的なロードバイクよりも、もっと気軽に乗れる一台がいい。そう思って調べていくうちに、たどり着いたのが「ミニベロ(小径車)」でした。
なかでも特に惹かれたのは、クラシカルな雰囲気を漂わせる『Bianchi MINIVELO-7(ビアンキ ミニベロ 7)』。
ところが、このモデルは2019年を最後に廃盤となっており、ネットで調べるとどのショップも「在庫なし」の状態でした。
それでも諦めきれず、近隣の大型自転車店を訪ねてみると、そこには『MINIVELO-7』と上位モデルの『MINIVELO-8』が、在庫整理のセール商品として数台ずつ並んでいたのです。しかも価格は4割引。
ビアンキといえば、あの美しい「チェレステ(青緑色)」をイメージしますが、さすがに人気色とあって残っていません。残っていたのは、7が「赤系とカーキ」、8が「赤系のみ」でした。
スペック面では8が良かったのですが、どうしてもフレームカラーがしっくりこず、悩んだ末にカーキ色の7に決めました。

待ち遠しかった納車当日は、あえて車を使わず、電車で店舗へと向かいました。 自宅まで1時間弱のサイクリング。異音ひとつしない、整備済みの真新しい車体を走らせたときの高揚感を、今でも覚えています。

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