小学生の頃、家が海まで30分ほどの場所にありました。休みの日は友達と連れ立って、近くの防波堤へよく釣りに出かけたものです。
中学生になり、釣りから足が遠のいていきましたが、大人になってからも旅行先などで綺麗な川や湖を見ると「ここで竿を出したら楽しいだろうな」という思いが頭をよぎることがありました。
そして数年前、また本格的に釣りを始めてみようと思い、道具を一新することに。
新しく始めるにあたって考えたのは「淡水でのルアー釣り」。子供のころは海での餌釣りがほとんどだったので、川や湖でのルアー釣りに憧れていました。
「バスを釣るぞ」とか「渓流へ行くぞ」といった特定のターゲットはなく、重視したのは機動力です。カバンに忍ばせて電車や自転車でも気軽に持ち歩けるよう、軽くコンパクトな道具を探しました。
選んだロッドは、4ピースのパックロッド『ダイワ イプリミ 60XUL-4』。リールはそれに合わせ、小型の『ダイワ レブロス 1003』にしました。

タックルを揃えてから1ヶ月後のこと。所用で神奈川県内を流れる相模川の近くへ行く機会がありました。 「これはチャンス」とネットで調べると、「猿ヶ島」という場所でブラックバスが釣れるようです。
当日は、YouTubeのバス釣り動画で「よく釣れる」と紹介されていた「アンクルゴビー」という3.5インチのワームを持って行きました。写真を観ると分かりますが、この時はまだオフセットフックの使い方さえ知らないような有様です。
そして、いよいよ迎えたドキドキの1投目。 動画の真似をして、竿先を小刻みに震わせながらゆっくりとリールを巻いていきます。すると、いきなり手元に「コンッ」というアタリが。
『ダイワ イプリミ 60XUL-4』は、適合ルアーが3gまでという非常に繊細な竿です。大きく弧を描いたため、一瞬「大物が来たのでは」と焦りましたが、水面から顔を出したのは小さなブラックバスでした。
それにしても、まさかの一投目。ビギナーズ・ラックに恵まれた、忘れられない初釣果となりました。



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