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『Moleskine』推し歴

1. Moleskineとの出会い

「インディ・ジョーンズに出てくる聖杯手帳のベースは、どうやらMoleskineらしい」 そんなウワサをどこかのサイトで目にしたのが2000年代初頭のこと。これが『Moleskine』を知ったきっかけです。

映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に登場する、主人公の父ヘンリー・ジョーンズが、生涯をかけて聖杯研究の成果を書き溜めてきた「聖杯手帳」、物語を進めるエンジンとも言える重要なアイテムで、あの使い込まれたノートに強く惹かれました。

そして、先の真偽不明なウワサを真に受け、他のファンたちと同様、Moleskineを探し回って買った次第です。

ちなみに、この「聖杯手帳」には熱狂的な愛好家がいて、今でもレプリカが売られていたりします。


2. Moleskineに夢中(LifeHackとGTD)

それから2〜3年すると、IT業界を中心に「LifeHack」という言葉が流行し始めました。

当時のITギークたちは、Moleskineを「自分専用の最強デバイス」に仕立て上げるかのようにカスタマイズに没頭。その成果を写真共有サイトのFlickr(フリッカー)に投稿しては、互いに自慢(?)し合っていました。

これに拍車をかけたのが、ITエンジニアを中心に支持されたタスク管理術「GTD(Getting Things Done)」の登場です。 当時はまだスマホがなく、ペン入力が可能なPDA(携帯情報端末)もバッテリー持ちに不安があり、「いかにしてMoleskineでGTDの複雑なフローを回すか」に、楽しみながら熱中していました。

私も夢中になってMoleskineを使い、ギークたちの独創的な投稿を見ては、刺激を受けてカスタマイズする。新製品が出たら、とりあえず買う。本当に楽しく、Moleskineと濃密に付き合っていた時期でした。


3. そして今

その後、iPhoneに代表されるスマホの登場によって、状況が変わったように感じます。それまで様々なハックを駆使してMoleskineに集約していたカレンダーやToDoリスト、メモなどは、Evernoteのようなソフトに置き換わり、以前のような熱狂は落ち着いていきました。

しかし、Moleskineの販売数は、その頃よりも伸びているようです。「利用者の層」と「ブランドの立ち位置」の変化なのでしょうか。

もちろん、今でもMoleskineを使い続けています。ただ、以前のように使う当てもなく何でもかんでも買い溜めることはせず、もっと落ち着いた付き合い方です。

現在、主に使っているのは2冊。そのうちのひとつは、ハードカバー・横罫ラージサイズで、ページ数が通常の約2倍(400ページ)もある「エクスパンデッド」です。気軽に持ち歩ける重さではないので、自宅で「1軍ノート」として使っています。

Moleskine Large Expanded

そしてもう1冊は、ページが蛇腹状になっているポケットサイズの「ジャパニーズアルバム(Japanese Album)」。

以前、このジャパニーズアルバムに描かれた絵巻風の旅行記を見たことがあり、それをヒントに「スタンプ帳」として活用しています。末尾のポケットには、チケットや現地で手に入れたステッカーなどがどっさり詰まっていて、たまに見返すと記憶が蘇って楽しい気分になります。

Moleskine Japanese Album
Moleskine Japanese Albumのポケット

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